高齢の両親のためにiPadをネットで買って送りました。
スマホでネットもできない、Wifiも知らない母。
父は、少しは分かるのですが、病床でストレスを与えたくありません。
しかし、iPadってのは、電源を入れてもパッと動きません。
初めてガジェットを触る人にとっては、初期設定が複雑なのです。
アンドロイドを買おうか迷ったのですが、私が使い方を知らないことと、
セキュリティ面では、Appleが安心だということで、iPadに決めました。
ChatGPTにアドバイスを貰いながら国際電話でサポート
前回のミッションでは、「Wifiパスワードを入力する」ことすら戸惑い一旦断念しました。
ならば!動画ならどうだろう??ありました!!
高齢者向けの設定方法!☞あっちゃん教えて
YouTubeを勝手ながら画面録画させていただいて、母に必要な情報だけに絞って再編集させていただきました。
AppleアカウントやGoogleアドレスは、ニュージーランドでも私が作ってあげられるのですが、
問題は、
「ルーターからWifiパスワードを探し、iPadに入力する」作業。
機械音痴の母には、かなりハードな設定になります。
編集した取説動画を母に渡し、事前に学んで貰いました。
ミッション2開始!
母が動画を視聴したことを確認し、再び電話してみました。
今回は、動画を見たことでパスワードを控えており、準備万端でした。
前回は、ネットワークにパスワードを入れるところでギブアップしたのですが、
今回は、ネットワークをポチッと押して、パスワードを入れる空欄を見つけ出しました!
まるで、ゲームのお宝発見のような嬉しさです!✨
そこに準備しておいたパスワードを入れます。
記号や数字の羅列したパスワードのはずですが、
「お母さんのパスワードはXXXX」と4桁の数字が聞こえます。
それは、コンピューターを開くときのパスワード…
「だって、お母さんのパスワードはこれしかないし…」とお母さん。
先が思いやられます。😅
ルーターには3つのパスワードが書いてあったと記憶しています。
1つは分かりませんが、他2つは2.4 GHz 、 5 GHzの回線のどちらかです。
意味不明の数字とアルファベット、小文字、大文字がミックスしていてややこしい。
とりあえず、上から2番目を入力して貰いました。
電話口で「バッファロー…」と声が聞こえます。
いやいや、それはネットワーク名です。それじゃなくて、
パスワードを入れて〜 お母さん〜💦
「パスワードってバッファローでしょ?」
「そうじゃなくてー」
「おかあさんのパスワードは…」
「じゃなくてー」
の繰り返しです。😭
気をつけないといけないのが、大文字と小文字も間違わないように入力すること。
ですが、
普段、Windowsに見慣れている高齢の母には、iPadのキーボードの配列って難しいんです。
「abc」ローマ字入力、「123」英数字、はまだしも、大文字に変換ってどうやる?
こっちからはiPadが見えないので、想像でしか答えられません。
「左隅に上を向いている矢印がない?」
…どう説明したらよいのでしょう?
そこも、あらかじめ動画で分かりやすいように編集しておいたのですが…
「あった!」
🎉🎉🎉🎉🎉
ようやく、やっとの思いで、パスワードを入力して「接続」をポチッ。
🙏🙏🙏
しかし、そこで繋がるはずのWifiが繋がらず、変わりにメッセージが現れました。
「WPA2 TKIPは安全性が低いので、Wi-Fi構成を変更してください」
なっなんですか?そのメッセージは?
ChatGPTに聞きました。
Appleは2021年以降、これを「非推奨」としています。
家でしか使わなければ、とりあえずはセキュリティが古くても繋げても問題ないそうです。
ほっ
しかし、「次へ」のボタンが見当たらず、
「接続」を押しても、再び同じメッセージが現れただけだと言います。
詰みました。
高齢者にできるわけがありません。
さて、どうしましょう。
続く