ニュージーランド家族 日本縦断 準備 | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。
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海外在住が日本滞在の手続き

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

私たち、ニュージーランド家族は2024年、1年掛けて日本縦断をしました。

24時間移動の疲れにより、成田からのエクスプレスで眠ってしまい、雪を見そびれてしまった娘たちでしたが、

実家の最寄駅にも雪が残っていました。

日本での手続き

夫は仕事を辞めて1か月後に日本に来ることになっていました。
その前に、公的手続きなどを終えて日本縦断に備えておきたい。

私自身、日本帰国をする目的の1つは、「公的手続き」があります。

ー予定している手続きー

  • 自動車免許証の書き換え
  • 住民票、国民健康保険など、お役所手続き
  • 実家のWifi接続、ポケットWifi購入
  • 日本のスマホ購入
  • レンタカー、駐車場を借りる
  • 夫のビザについて

日本の公的手続きは、それはそれは時間が掛かかるものです。お住まいの国で必要になる書類もあるかもしれませんので、事前に調べておくことをおすすめします。

そして、空港ではパスポートに「入国」のスタンプを押してもらう必要があります。自動ゲートで入国すると、「入国の日付」の証明が難しいので、絶対に忘れないようにしたいです。

自動車免許更新に必要な手続き

日本帰国の理由の1つがこれ。自動車免許の更新手続きです。
このために帰国しなければいけないと言ってもいいぐらいです。

今回、7年も日本に帰国していないので、私の自動車免許証の書き換えは、とっくに期限が過ぎていました。
3年以内なら簡単に再交付(失効後の再取得)ができるので焦らなくても大丈夫です。

ただし、相当の理由が認められた場合です。

「海外在住」は、理由が認められます。それには、パスポートの印鑑が必要になります。

市役所、ひたすら待つ

自動車免許の書き換え手続きには、住民票が必要です。まずは、市役所で住民票を入れる必要があります。

市役所の手続きには、とても時間が掛かります。びっくりするぐらい待ちます…

住民票を入れる→国民健康保険→児童手当などの手続き

と流れ作業のように、一つ一つ手続きをする必要があります。住民票を入れないことには、次の手続きはできません。

しかし、最初の住民票の待ち時間だけで、1時間以上待たされました…しかも、ネットもない待合所。流れているテレビはNHK。

こんなに長時間かかると知っていたら、娘を連れてこなかったのに…

免許センターへ

次の日、住民票を持って免許センターへ。ここでも待たされました…

窓口では、担当の方が間違えのないように、1人1人に丁寧に書類確認をされていました。

ちなみに、ニュージーランドの免許証の書き換えは、30分もあれば簡単に終わります。

意外だったのが、支払いが現金NGでクレジットカードのみだったこと!(私はカードを持っていました)

以前、7年前は「現金のみ」で困った記憶がありますが、今回はクレジットカードのみに変わっていました。

現金、クレカの両方設置という選択肢はないのでしょうか?(コロナ禍で現金は触らないというのが常識になったようです)

しかし、印鑑が必要なくなったのはよかったです。

実は、過去には印鑑を持ってくるのを忘れて、1時間掛けて家に戻ったこともありました。

自動車免許再交付の講習を受ける

「再交付」の場合は、1時間の講習を受けることになります。

これもまた、以前「再交付」の講習を受けたときとは、雰囲気が違いました。

7年前は、再交付の私たちは交通事故など罪を犯した人たちと同じクラスで講習を受けるので、いわば犯罪者扱い。
神妙な趣で廊下に1列に並ばされて、監督の後を行進させられているかのように教室に入らされました。
まるで、牢屋に導かれるかのようでした。

今回は、なんだかフレンドリーなおじさんが担当者でした。

というのも、再交付者は外国人ばかり!日本語の読めない外国人ばかりでした。
担当の方は、日本語があやふやな外国人に時間を掛けて説明する必要がありました。

時間が掛かる理由が、これか…と思いました。

急いでスマホを買う

自動車免許証の書き換えの間、私を待っている娘たちと連絡を取ろうと、スマホの電源を入れてみました。すると…

ピンピンピンピンと、今まで溜まっていた通知が鳴り響きました。

まだ、ニュージーランドから持ってきたスマホだったので、電波はニュージーランドのローミング。通知だけでも一気にWifiデータがなくなってしまいました。

これは堪りません。慌てて帰りの最寄り駅のデパートでスマホ購入をすることにしました。

この旅のために、色々と手続きにつまづく毎日だったので、疲れ果てていて「もう考えたくない」という思いがあり、

iPhone14が月99円

という宣伝広告のお店に入りました。とは言え、このセールは、1年間のみで2年後は値段が上がって、返却すると無料…複雑なルールです。

「まぁ、そのときになったら考えよう…」と契約することにしました。☜もぅいい加減疲れているから頭が回らない

この考え無しの選択が、大変なことに…

私と娘と2台のスマホ契約に、2時間拘束状態でした。

時計を見ると、6PM。うぅぅお腹が空いたよぅ…

Wifi接続いろいろ

実家にはWifiがありません。スマホを持っていない両親は、Wifiの必要がないのです。

しかし、子供達のホームスクールがあるので、Wifiが必要でした。

さて、どのWifiを選べばよいのでしょうか?また、考えなければなりません。

私たちが思いついWifiはこの3種類でした。

ポケットWifi… スマホ、PCと共に使える 旅行中に必須
据え置きルーター…  家庭用、父のデスクトップに繋ぐ
eSIM…  スマホ用「物理的なSIMカード」ではない。ネットでデータを購入してQRコードをスキャン

一つ一つ見てみましょう。

ポケットWifi

移動中は、ポケットWifiを、とりあえず1つは用意しておきたい。

日本のスマホだけなら、必要ないですが、私たちはパソコンを持ち歩きます。
そして、夫はニュージーランドのスマホを使用するため、ポケットWifiを選びました。

私たちが選んだのがこれ365チャージ

決め手になったのは、「1年間使える」「返却不要」「月額ではなく、使った分だけ払う」

データが無くなったらデータを買い足します。

我が家の娘たちは、ネットゲームをするので、ポケットWifiのデータでは容量が足りませんでした。

据え置きルーター

実家には、据え置きルーター。実家にあるものは、Wifiがないルーターだったので、買い替えが必要でした。

「WiFi接続なんて、パスワードを入れればいいだけ。」

とタカを括っていたのですが、甘過ぎました。

実家のパソコンが古くて、ケーブルのソケットが合わない。お店に戻って買ってきました。

娘たちのニュージーランド仕様のPCもソケットの形が違いました。

日本のものに転換するソケットが必要でしたが、地元のお店には置いてありませんでした。

外国で日本のものを転換する海外旅行用はあっても、その逆がありません。

アメリカやヨーロッパなど他の国の形は見つかりましたが、ニュージーランドからPCを持ってくる人など居ないのかもしれません。

これを探すのに、いくつかのお店を周り苦労しました。

国内用O型 これが欲しかった

ニュージーランド国内用は、ハの字型

 

eSIM

当時、「eSIMが良いらいい」とは聞いていましたが、私にはなんのことか分からず、電気量販店にて、eSIMを探しに行きました。eSIMはスマホ用のWifiです。

すると、「3か月以上滞在する証明(つまりビザ)がないと売れません」と言われてしまいました。

eSIMはネットで買うのが一般的で、国内では買えないようです。

ネットでも1年使えるものはないようです。もしかしたら、海外のサイトにはあるのかも?

レンタカー契約

夫が日本に来る前に、レンタカー契約も考えていました。

しかし、色々な手続きに思いの外時間が掛かったことと、娘たちのホームスクールのシステムの理解にも苦しみ、レンタカーのことを考える時間が取れませんでした。

私の自動車免許証があればとりあえず問題ないことと、駐車場も近くで借りられそうなので、夫が来てから考えることにしました。

 

とりあえず、桜が咲く頃に出発したいと考えていました。

 

夫のビザについて

外国人の夫が日本に長期滞在する場合、配偶者ビザの取得が考えられますが、これが意外と厄介でした。

配偶者ビザを取るには、日本に住んでいる日本人の配偶者が「スポンサー」になる必要があります。
でも私たちが住んでいるのは、ニュージーランド。私が日本に居住していなければ手続きができない。

ということで、日本で手続きをしようということになりました。

しかし、調べてみると、さらに複雑を極めている必要書類。

その1つが「外国人登録証明書」(現在は在留カード)

これを取得する上で必要になるのが、住民票もしくはマイナンバー。納税証明、就労証明、収入証明 etc.

就労できるビザが無ければ3か月以上住むことはできないし、お仕事も探すことはできません。

そのビザ申請をするために必要な外国人登録証明…

ビザが必要→外国人登録が必要→住民票が必要

(住民票は、外国人には発行されません。それと同等なのが、外国人登録になります。)

矛盾に次ぐ矛盾という堂々巡り…

配偶者ビザを申請をするには、日本で仕事を見つけたり、何年も住んだりという覚悟が必要だとわかりました。
今回は、「旅行」がメインの私たちには、配偶者ビザを申請する資格はないと判断しました。

今回は、無理に進めず、本当に必要になったときに、ちゃんと準備して申請することにします。

ということで、夫は3か月に1回、家のメンテナンスがてらニュージーランドに戻ることにしました。

※この手続きは、2024年当時です。ブログを書くに当たって入館管理局のWebサイトを確認すると、外国人登録が申請時に必要な書類ではなくなっていました。

 

 

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