捨てないで直す! | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。

実家の片付け_母のつぎはぎ手袋(番外編)

日本縦断家族2024
目次

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

前回の記事、「母のつぎはぎ手袋」の反響が良かったことに少し驚きました。

想像していなかった反響を紹介したいと思います!

 

母のもったいない精神

 

「もう捨てなさいよー」

「さすがにゴミでしょう〜」

なんて、記事を書きながら想像していました。

ところが、私の予想に反して、読者さまからの反応はこうでした。

 

とても器用で、何より物を大切にされるお気持ちが伝わってきます

大切に使う、使い切るってこういうことだなって自分の行動を見直したくなりました。

思い出と重なると処分できないその気持ち、わかってしまう〜

 

みなさん、お優しいですよね。

母は、自身が器用だとか、大切に使っているとか、思い出と重なるとか

そういう感情には、気づいていないと思います。

戦後すぐに生まれ育った母にとっては、全て「あたりまえ」なのです。

タフな母

戦後、子供のしつけに厳しかった時代、本家の長女の母は、何をしても大人に褒められたことがありません。

大人にとっても、子どもにとっても「あたりまえ」なのです。

そんな母でしたから、私自身も幼い時から母に褒められた記憶がありません。

今は、「まりこはすごいねぇ」なんて言われて恥ずかしいです。

そんな母75歳、大荷物を抱えて自転車で 隣町までアートの教室に通うほどタフです。
(私も見習わなければいけません。)

亭主関白の父は、母の趣味のために車を出してあげることはしません。「俺をタクシーだと思うな」なんて、呆れる父です。

それでも、厳格な父のおかげで、母はタフなんですけどね。自転車のおかげで、私よりも足腰強いですよ。

私など、ほとんど車移動。パーマカルチャリストなら、自転車に切り替えるべきですね。

心境の変化

今まで、若い時は実家に帰っても居心地が悪く、母のおせっかいにイライラすることもありました。いや、イライラしていました。

コロナ禍により、ニュージーランドの国境が閉じたことで、私たちは7年間、両親と会うことができませんでした。

もしかしたら、両親と2度と会えない…かも…という気持ちにもなりました。
そんなこともあり、私の感情も穏やかに変化したようです。

このようなことは、2度と起きては欲しくありませんが、いつ何時なにが起こるかわかりません。

だから、毎日の日々を後悔しないように過ごしたいものです。

 

そうそう、前回のブログ記事の「魔法の片付け」をすることになった私たちですが…

Before

After

なんとか寝られるぐらいの場所は確保しました〜