海外在住の方が日本のオンラインサービスを利用したい場合、支払いの方法に悩むことが少なくありません。
先日、私もニュージーランドに住みながら、日本の講座を受ける機会がありました。その時に、支払い方法で、少し先方とトラブルになりました。
そんな実体験から、解決方法を共有したいと思います。
PayPalを選んだ理由と手数料の現実
先方は、趣味系のスモールビジネスを立ち上げたばかり。支払い方法は、銀行振込かPayPalのみでした。
理由は次の通りです。
- PayPalは世界中で知名度が高いので安心感がある
- クレジットカード決済を導入するのはハードルが高い
- プラットフォームを利用する場合、サブスク代がかかる
私は楽天銀行を持っていましたが、残高不足。
ゆうちょ銀行は海外からアクセスできません。
そこで、すぐに使えるものはPayPalのみでした。
ところが、予め手数料を見込んで、手数料を上乗せした金額をお支払いしたにもかかわらず、
先方に渡ったのは、それ以上の手数料を差し引かれた金額でした。
なんと、手数料だけで、4-5%。結果的に、手数料だけで13,000円も差し引かれていたのです。
この明細は、支払いする側(私)には表示されません。受け取る側だけが、実際の金額を知ることができます。ポチッと支払いボタンを押したら終わり。
とても簡単です。
海外在住の自分の都合で相手に迷惑をかけてしまったかもしれないと申し訳なく感じました。
実のところ、PayPalはとても簡単に導入ができるのですが、トラブルが多いことでも有名なので気をつけたいです。
Wiseなら手数料も少なく、送金も簡単
先方に申し訳ないので、追加手数料を払いたい。だけど、PayPalを使えば、また高額の手数料が上乗せされてしまいます。
そこで思い出したのが、以前作ったWiseのアカウント。WiseはPayPalのようなオンライン決済ができる会社ですが、「海外送金」に特化しています。
| 項目 | Wise | PayPal |
|---|---|---|
| サービス内容 | 国際送金専門 | オンライン決済+送金 |
| 為替レート | 実勢レート(市場レート)に近い | 独自レート(上乗せあり) |
| 手数料表示 | 明確・自動計算 | 非表示の場合あり(為替に含まれる) |
| 受取方法 | 銀行口座へ直接 | PayPalアカウント→銀行へ出金(手数料あり) |
| 送金スピード | 数時間〜1営業日 | 即時(PayPal間)〜数日(銀行出金) |
Wiseはデビッドカードのように、カードを発行することができます。
私のように古い人間には、店頭でお買い物をする時にも安心です。
海外送金手数料は1〜2%程度。PayPalの半額です。
さらに、PayPalは、取引をするお互いがPayPal口座を作る必要があるのに対して、Wiseの強みは受け取り側がアカウントを持っていなくても、直接銀行口座に送金できる点です。
そして、PayPalは受け取る側が、手数料を払うことに対して、Wiseは、自分/相手 を選ぶことができるので、相手のことを思いやる日本人には、使いやすいシステムになっています。
お互いのやり取りや、お金の流れの明細も表示されました。
PayPalのように後から差額に気づく心配もありません。
下の画像のように、相手が実際に受け取る金額を設定できます。

スモールビジネスをやる人にこそ知ってほしいこと
スモールビジネスを立ち上げる場合、
- クレジットカード導入のハードル
- プラットフォーム利用のサブスク費用
は、スモールビジネスを始めたばかりの人にとって大きな悩みです。
私自身もこれからスモールビジネスを始めるにあたり、カードの導入は気になるところです。
現在は、ブログで販売している商品はPayPalを使っていますが、
Wiseのように手数料が少なく、送金が簡単で透明な方法を知っておくと、
海外在住者とのやりとりもスムーズにできます。
おすすめ! Wiseで国際送金
国際送金で支払う機会があるなら、まずは少額で試すことがおすすめです。日本語対応しています。
Wiseが気になる方は、このリンクからお得にWiseに登録することができますよ!
