ニュージーランド ホームスクール Te Kuraとは

小学生
- Google Classroomでスケジュール管理
教育系ウェブサイト、(子供が飽きない工夫がされている)
教育系Webサイトから、毎日の学習頻度が先生に送られる
Zoomなどで先生とのミーティング(月1、2回)
生徒間はGoogle Classroomのチャット機能で交流が深まる
週1で課題提出 (先生が用意したGoogle スライド)
- 学期末にテスト、レポートあり (NZの基準で定められたテスト)
- 時差や海外の現地校に通っていても、自分のペースで学べる
「オンラインで海外でも受講できる!」とはいえ、
オンラインということは、親がITに強くなければ受講は難しいかもしれません。
小学生の子供がPC操作を1人でやることはお勧めしません。
先生に質問をしても、先生すらシステムをよく分かっていませんでした。
こういうところが、ニュージーランドです。
また、オンラインで話すことに慣れていない子供は、先生やクラスに馴染めないこともあります。
教材自体はニュージーランドの先生が作ってくれた問題集ではなく、
自宅で学べる有料教材。MathBuddy Reading Plus
カラフルで、子供が飽きない様な工夫がされていて、内容もわかりやすい!(娘は全然分からないと言ってましたが)
しかし、その教材以外は、自分で工夫をしないと学習はできません。
私たちの様な旅人は、移動をするので、教材を用意することもできないし、
勉強は午前中の2時間と決めていました。
「子供の教育をどれだけ重視するのか?」が課題になります。
私たちは、次の年はニュージーランドの現地校に戻るので、
この1年は「勉強よりも人生経験」「経験こそが学び」と位置付けて取り組みました。
高校生(NCEA Level1)
- 科目を選択することができる
- 選択科目は多いいが、1人学習なので理解するのは難しい。
- Te Kuraが用意した独自のWeb教材(文字ばかりでつまらない)
- テストを提出することでクレジット(単科)がもらえる
- 年度末の全国模試に向けての教材になっている
- 完全に自分のペース(やらなければ完全に置いていかれる)
- ホームルームと科目ごとにミーティングが週1程度
- ミーティングで、質疑応答ができる
- 生徒同士で仲良くすることはない
高校生は、気楽な小学校とは違い、特に娘の年はNCEA (全国試験)の年です。
NCEAはハリーポッターを知っている人なら分かりやすいと思いますが、
OWL試験の様なもので、その成績によって、次の年に受けられる科目が変わってきます。
自分が受けたい授業を見据えて、どの科目の試験を受けるのか、自分で決める必要がありました。
とはいえ、娘は最初に色々と選択した科目のほとんどを、1人で勉強するには難しすぎて途中で諦めてしまいました。
結局残ったのは、英語と数学。(数学の中でも色々と分かれる)
この年、2024年の年度末の全国試験(NCEA)は、2025年に向けて試験のシステム、採点方法が変わる準備期間と設定されていました。
準備期間だからと決められても、当事者は大変です。
なんでも、見切り発信でやりながらルールを変えていくニュージーランドでは、
先週言われたことが、急にルールが変わったとか、何も報告なしにクラスが変更されていた…とか、
てんやわんやでした。
とんでもない要求
それ以上に大変だったのが、「NCEAの試験管と、それを証明してくれる人」を探すこと。
証明してくれる人の資格というのが、
「家族以外」の「先生や医者、弁護士などタイトルがある人」
難しい要求です。
Webサイトには学校が派遣してくれるという記述があり、「まさか日本にNZ人を派遣するの?」と疑問でした。
「東京にあるニュージーランド大使館かしらね?」なんて予想をしていたのですが…
結局は、自分たちで探すことを要求されました。
とりあえず、思いつくのは大使館。
すると、

できません
えぇぇぇぇ!!??
なんてことでしょう。頼みのニュージーランド大使館に断られてしまいました。
私たち、日本組だけではなく、他の国の子供達もお手上げの様子でした。
続く
海の見える宿、コーワキングスペースでホームスクール。なんて優雅な〜⭐︎勉強になりませんでした。😊