ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
私は庭で作業中に、ポッドキャストを聴いています。(お気に入りは自給自足でセミリタラジオです)
今回は、グローバルジャパンさんの番組でLFCコンポストバッグの話を聴きました。
で、、、欲しくなりました〜
みなさんは、このコンポストバッグをご存知でしょうか?
一方で、私がニュージーランドで普及活動しているのが、Kia ZERO(キエーロ)です。
この2つ、どちらも目的は同じ。
それは――「生ごみゼロの世界をつくり、地球環境をよくしたい」ということ。
ただし、アプローチや特徴は異なります。
この記事では、両者の違いと魅力を整理し、どちらが自分のライフスタイルに合うのかを考えてみたいと思います。
LFCコンポストバッグとは?
LFCコンポストバッグは、生ごみを分解して土に還し、その土で野菜を育て、その野菜を食べる―そんな循環を家庭の中で体験できるバッグです。
コンセプトは「自分をゼロとして、半径2メートル以内の環境改善を目指す」
これは、パーマカルチャーの思想に近い印象を受けました。
(きっと、代表の方は私と同じくパーマカルチャリストじゃないでしょうか。)
さらに、SNSやWebマーケティング、デザイン性の高さなども魅力です。
若い人にも受け入れられやすく、オンラインコミュニティでつながりながら学べるのも特徴です。
(おや?アンバサダーには、ニュージーランドでシンプルライフされている執筆家の四角さんのお名前あり)
追加購入のサブスクシステムも、今の時代ならではですね。
キエーロとは?

ベランダキエーロ

土に埋めるタイプのキエーロ
キエーロは、「生ごみを消す」ことに特化した仕組みです。
土を増やさないため家庭菜園をしていない人でも導入しやすく、土を掘って生ごみ全体を覆うことで、無臭で虫が湧きにくい。電気代や発酵剤の追加費用はなく、ランニングコストがゼロ。自作でさまざまな形があるのも特徴です。
行政からのサポートを受けている地域もあり、特に年配の方が利用しているケースが多いです。
派手な宣伝はしていませんが、実用性の高さが魅力です。
LFCバッグ VS おすすめはどっち?
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循環を楽しみたい人 → LFCコンポストバッグ
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シンプルに生ごみを減らしたい人 → キエーロ
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本気でゼロを目指したい人 → 両方を併用
大切なのは自分の生活スタイルに合うかどうか。どちらも目的は同じです。
LFCコンポストには「休息期間」が必要で、1つだけでは処理しきれないこともあります。キエーロでは堆肥が作れないので、家庭菜園をしたい人にとっては、使いづらいところがあります。
私は、ゴミのない未来が作れるなら、なんでもOKです!
これからは競争よりもコラボ
かつての高度成長社会は、男性が主流のビジネス資本主義時代。「我こそは!」と誰もが1番を目指していました。
しかし今は、ものもゴミも溢れ、人間の手に負えないほど問題が大きくなっています。
これからは、誰かが勝つとか負けるとかではなく、豊かな自然環境に戻すこと、土を甦らせることを最優先に考えるべきだと私は感じています。大地が健康でなければ、私たちも健康に生きることはできないのですから。
国境や立場を超えて、お互いが歪み合うのではなく、優れたアイデアをみんなで共有し、協力し合う時代ではないでしょうか。
こういうことを言うと、「頭がお花畑だ」と批判がありそうですがね。
パーマカルチャーを学ぶと、そういうふうに自然に寄り添うマインドになってきますよ。
これからは、SNSやAIを上手に活用して、世界中の多様な文化や価値観を持つ人たちと、まるで友人と話すように協力できれば、問題解決も爆速に進むかもしれません。