問題勃発!求む黒土!ニュージーランドで【Kia ZERO】の土はどうする? | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。

問題勃発!求む黒土!ニュージーランドで【Kia ZERO】の土はどうする?

Kia ZERO(キエーロ)

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

日本生まれの生ごみ分解機「キエーロ」にインスパイアされた、その名も【Kia ZERO】計画。
ニュージーランドでも【生ごみゼロ】へ、普及活動に取り組んでいます。

実は、ニュージーランドでKia ZEROを導入する時、一番の問題が「土」なんです。

一体どういうことでしょうか?

☟前回の記事からの続きです。

Kia ZEROに必要な黒土はどうする?

サンプルが完成しました

公式キエーロを調べると、キエーロに適した土は『黒土』だそうです。堆肥ではなく安価の黒土で、砂や粘土質の土は適していません。

…と書かれていますが、『黒土』とはなんぞや??

 

黒土(くろつち)とは、関東ローム層の表層部分から採取される黒色の火山灰土のことです。有機質を多く含み、保水性・保肥力に優れているため、根菜類の栽培に適しています。ただし、水はけがやや悪いため、他の土と混ぜて使用することが推奨されます。

ニュージーランドでは、都市部のオークランドの土地は天然の黒土で、作物がよく育つと言われています。オークランドにも火山がいくつかありますしね。

【Kia ZERO】をオークランドで使用する場合は、そのまま庭の土を掘って入れたら、微生物がたくさん住んでいるので、すぐに使用できるんじゃないかなと思います。
しかし、ここワンガヌイ…私たちが住む場所は海に近く、砂地なんです…泣
一見、緑の多い庭ですが、海の砂浜のような砂なんです。

2015年、引っ越してきた当時の我が家の庭

園芸店で買える土の種類

キエーロ公式さんのサイトを見ると、こんなことが書かれています。

Q:どんな種類の土がいいですか?西日本などでは、黒土をあまり見かけません。

A:どんな土でも大丈夫です。ただし、砂と粘土系は避けてください。砂は微生物が少ないため微生物が住めないので難しいです。黒土、畑の土、プランターで利用した土、 花と野菜の土でも大丈夫です。黒土を勧めることが多いのは、肥料成分が無配合であること・安価という理由からです。
参照: キエーロ オフィシャル

ニュージーランドで、園芸店で買える土は、Compost(堆肥)もしくは植木用に配合されたPotting MixやGarden Mix、そして、種を育てる粒子が細かくて水捌けのよいSeedlingと言われるものが一般的です。

堆肥、チップやバークが入ってたり、独特の臭いがあります。

種まき用のサラサラの土です。少しお高いです。

Pottingは植木鉢用、Garden Mix やVegetable は、家庭菜園用。肥料や水捌けが良い軽石が入っています

我が家では、3-4年キエーロを使っています。初めはコンポストを投入しましたが、土が足りなかったので、枯葉などを混ぜてかさを増やしました。

底に枯葉などを敷きました

コンポストを枯葉の上に乗せました

それで、今まで問題なく機能しています。土が硬いのが難ですけど。

先が尖ったスコップがおすすめ!

2025年7月現在は、冬。外気が冷たく、土は冷たいので、キエーロは休眠期間中。
残念ながら、生ごみが『消える』状態をお見せすることが難しいです。

ニュージーランド版【Kia ZERO】inspired by Kiero は、春先の暖かくなった頃に販売開始の準備を進めています!

それまで、質問、ご予約などございましたら、『問い合わせ』からお気軽にお問い合わせくださいませ。

黒土=Top Soil

『黒土』を検索したら、「Top Soil」(表土)と出てきました。
Top Soilは園芸店では見かけないので、造園の土を売っている場所に行ってみました。

Top Soilとは? ふるいに通して塊や塊、異物を取り除いた表土です。

私には、砂にしか見えません

 

う〜ん、我が家の庭と似たような砂でした…

で、Top Soil(表土)てなに?

Top Soil は家庭菜園や庭づくりに幅広く使える扱いやすい土です。

・野菜や花の栽培に適した畑や花壇づくりに使える
・芝生の手入れや、表面を整える作業にも適している
・自然のままの土を使用
・通気性と水はけを良くするために砂を混合
・大きな石や異物を取り除いてある
・栄養分と保水力を高めるために堆肥を配合

いや、どう見ても、砂でしょう…

もしかしたら、オークランドの表土と、ワンガヌイの表土は質が違うのかもしれません。
でも、買ってしまったので、実験してみようと思います。
『問題こそ解決策』は、パーマカルチャーの基本です。

菌ちゃん農法をまねて 土(砂)改善してみる

【Kia ZERO】は、底なしの箱で、地面に直置きして、庭の土もそのまま使います。

が、我が家の庭は、『キクユ芝』という南アフリカの砂漠地域が原産の、しぶとい根っこを持つ芝がはびこっています。

この太い根っこを絶やすことは容易ではありません。

私の解決方法は、『戦うより、一緒に暮らす』ことです。芝の話は、いつかしたいと思います。

今回は、芝を抑えるために、ダンボールを底に敷きました。これで、芝の力を弱めることができます。(それでも、いずれ生えてきます。)
土壌改善のために、ダンボールを敷いた上に、枯れ草や古い枝を敷き詰めてみました。

底に枯葉や枯れ木を敷き詰める

購入した表土を乗せる

さらに枯れ草を乗せる、その上に、土を乗せたら完成

先日試した「菌ちゃん農法」から得たアイディアから、微生物を増やしてみます。
冬なので、結果が現れるのはまだまだ先かもしれません。
菌ちゃん農法とは?

菌ちゃん農法とは、農薬や化学肥料を使わずに、微生物の力を活用して野菜を育てる自然農法です。特に、糸状菌(カビの仲間)を増やし、それらが有機物を分解して野菜の栄養源となることを利用します。高畝を作って落ち葉や刈り草などの有機物をたっぷり入れ、微生物の活動を促すことで、肥料なしでも野菜が育つ環境を作ります。 

【Kia ZERO】で土の循環を体感する

微生物といえば、日本人にとって身近なのが「米麹」ですよね。米麹は味噌や醤油、発酵食品に使われる日本古来の発酵菌です。

近年、日本では従来の化学肥料に頼る農業から、もともと自然界に存在する微生物の力を活かす土づくりへと関心が高まっています。

【Kia ZERO】は、そんな微生物の働きを活かした分解型の生ごみ処理容器。日本で考案された、自然の力だけで生ごみを土に還す仕組みは、ニュージーランドでも、受け入れられると信じています。