ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
キエーロ&お米を持って、初マーケット(マルシェ)に参加しました。
結果、アドレナリンが抜けて、今すんごーく疲れているのですが、
忘れないうちに頑張ってブログを書きます。

実は、主催者の方も、この場所で開催するのが今回が初。
人が来るか来ないか、想定ができないという状況でした。
しかし、当日、私たちが到着した時間(開始ギリギリ)。
既に、会場にはたくさんのお客さんが入っていて大盛況でした。
テーブルセッティング
セッティングは前日に済ませました。

キエーロ、リサイクルハンガー(自転車の車輪をハンガーにしたもの)、お米の苗、銅のタンクの棚
本来なら、販売というのはコンセプトを1つにした方が良いのでしょうが、
あれこれやりたい私は、いろんなものを詰め込みすぎています。なるべく色を統一して一体感を持たせてみました。
高校生の娘とセッティングしながら、色々とアイディアが浮かんできて、更にショッピングに出かけるなど、ギリギリまでバタバタしていました。
ニュージーランドにキエーロ普及活動開始
『土』に生ごみを埋めただけで『消える』
というユニークなコンセプトのキエーロ。
それを見たことも聞いたこともない人々に、初めてのことを第二言語で伝えるー
というのは、ずっと私の悩みの種でした。
今までも出会う人にキエーロを紹介していたのですが、私の拙い説明では「普通のコンポスト」と勘違いされてしまうのです。
やっぱり、『土』を実際に見せないと、伝わりにくいと感じていました。
しかし、会場を土で汚すわけにはいきません。
- 会場を土で汚さない
- 生ごみを土に埋める
そこで、思いついたのが、
- パンフレットを作る
- 衣装ケースに土を入れる
この2つでした。
キエーロのデモンストレーション方法

衣装ケースに土を入れて、デモンストレーションをするだけでは、本来のキエーロのイメージが伝わりにくい。
そこで、パンフレットが役に立ちました。
「自分が作った本を印刷する」のも、私には初めての経験です。
それと一緒に、キエーロ用のビジネスカードも制作し、合わせて発注しました。
印刷会社はネットでも色々とありますが、私はこれから地元に根付いたビジネスをしたいので、
地元の印刷会社にお願いしました。☞ H&A Print
注文して、次の日には印刷完了!こんなことは、ニュージーランドでは、まずありません!
地元に信頼のおける印刷屋さんがあるなんて!私は、とても運がいいです。

裏側には、現在の活動と未来の活動が書いてあります。ちょっと欲張りすぎでしょうか?

ちなみに、パンフレットになった Kia ZERO ( 意味:ゼロになる=ウェストゼロ)はKindle版でもお買い求めいただけます。
☞ Kia ZERO
本当は、A5サイズ(A4の半分)を想定して原画を作成したのですが、A4で印刷されました。
しかし、手に取ってくれるお客様を思うと、大きい方が断然読みやすく、理解しやすいです。
当日の失敗談
ちょっと失敗だったのが、一応、パンフレットは売り物なのですが、『立ち見』をしてもらう目的でお客様に手渡しをしたところ、パンフレットを持って帰られてしまいました。緊張と、数人のお客さんに対応していたこともあり、何もできませんでした。
っていうか、パンフレットは普通は無料ですもんね。
これは、すぐにその場で改善。商品と分かるように、値札をつけました。
マーケットに文房具を持って行ってよかったです。
キエーロ売れずとも、夢に近づく
マーケットでは、ずっと休む暇がないぐらいに、お客さんがテーブルを見にきてくださりました。
というか、私が積極的に話しかけるので、通り過ぎるお客様を逃しません。(笑)
しかし、私と言う人間は、話しかけることにはメンタルブロックはないのですが、セールスは苦手なのです。
本人が『買いたい』という意欲が見えない時は、自分も「ごめんなさい」という気持ちになるので押し売りできませんし、購買意欲のない人を心理的に操る営業マンのような技術も持ち合わせていません。
結果として、キエーロは1つも売れませんでした。
でも、良いのです。今の私は、ニュージーランドにキエーロ普及を目指しているので、「売る」こと自体は目的ではないのです。(とは言え、稼がなければ二拠点生活ができないので、何かしらで売上げを目指したい。)
「売る」と言うよりも、私は、このキエーロを幼稚園や学校のような団体に興味を持ってもらい、地域全体に広がるプロジェクトにしたいのです。
それこそが、パーマカルチャーの旅が始まるきっかけとなったMilkwood講座で学んだ循環の暮らしにつながります。
ターゲットA おばあちゃん
マーケットでは、私が『見込み客』と設定しているマーケティング用語で言う『ペルソナ』にズバリ該当するおばあちゃんがいらっしゃいました。
「私は、コンポストもミミズファームもみーんな試して、全て失敗しているのよ。もうコンポストなんて考えたくもないわ」
とおばあちゃんの不満が始まりました。
「キターーーー!!」
このようなお年寄りにこそ、私はキエーロをお勧めしたいのです!
キエーロは、従来のコンポストと違い、『土は増えない』のがキエーロの特徴の1つです。つまり従来のコンポストがそうであるような、ガーデン用の土を作っているのではありません。ガーデンがない人や、コンポストビンを設置することができない人にこそお勧めしたい商品なのです。
私のデモンストレーションが終わる頃には、感動すらしている様に見えたおばあちゃんでした。
もう少し、私が押し売りしたら買ってくれたのかもしれませんが、おばあちゃんが家に帰った時に、
「おばあちゃん、何買ってきたの!(怒)」なんて、息子の嫁に怒られたら可哀想ですからね。(妄想)
ビジネスカードだけお渡ししました。
ターゲットB プロジェクトマネージャー
会場のお客さんが少なくなってきた、最後の1時間。
私のテーブルに興味を持ってくれたのは、かつて娘たちが通っていたプレイセンター(NZ政府認定プレイグループ)
に一緒に通っていたお母さん。
私がビジネスを始めたことにもお祝いしてくれて、「ありがとう〜」と私も友達モード。
今までの私だったら、ここで終わっていました。
しかし、この1年弱。私はパーマカルチャー研究所: 三栗祐己講師の元で、自分の好きを仕事にする『仕事の自給講座』にて学んでいます。
彼女との再会にビビッときたのです。
実は、私はプレイセンター時代でも、1人黙々とコンポストに取り組んでいたことを思い出しました。
みんな、食べ物をコンポストにすることは理解しているのですが、コンポストはお手入れをしなければ腐敗する厄介なもの。不快な匂いを放ち、ドロドロになっているバケツを、いつも洗っているのは私。そんな私のことを、彼女は、いつも感謝してくれていました。
そのような過去の私が「キエーロ」という答えを見つけ、ニュージーランドに普及するべく商品開発してビジネスを立ち上げた。
という現状に、心からの拍手が伝わりました。
なぜなら、彼女はママであり、学校の先生。自然を大切にするマオリ族の血筋だからに違いありません。
その上、複雑なマオリルールにも詳しいし、いろんな組織にもコネクションがある彼女。
「Can you help my business?(ビジネスを手伝ってくれる?)」とダイレクトに聞いたら、「I love to!」と強い口調で答えてくれて、思わずハグ〜(心で涙)
パンフレットは、もちろん無料で差し上げました。
キエーロに掛ける思い
マーケットに向けて、色々とキエーロの戦略&設計を考えながら、私は今までモヤモヤしていた自分の気持ちに気づきました。
『私は、キエーロを売りたいと思っていない』と。
どう言うことでしょうか?
今まで、キエーロを説明しながらも、最後には「DIYで作れるよ」とか、「キエーロじゃなくても、土に埋めれば同じなんだけどね」と言う言葉が、どうしても出てしまいました。
それもそのはず。本来、キエーロはそういう箱なのです。
私がキエーロに心を奪われたのは、「自然の分解が見える」という仕組み。そして、キエーロの語源である「生ごみが消える」感覚ー初めてその現象を目にしたときの驚きと感動です。
2025年の現在、私はキエーロオフィシャルのアドバイザー講座を受講中ですが、仕組みを分解してみると、実際にはちょっとしたコツも必要だとわかりました。
「キエーロを正しく伝える」そして、正しく使える人が増えたら、どんなに環境が良くなることでしょう。
今まで不快なゴミだと思っていたものが、実は土に還る、しかもたったの数日で、それは起こります。
(※寒くなると分解は止まります。)
さらにキエーロは、ランニングコストがゼロ。箱づくりを覚えれば収入にもつながる可能性があります。
雇用が少ないと言われている現在のニュージーランドでは、これが誰かの支えになるかもしれません。
特に、将来の見通しが持ちづらい若い世代や、厳しい環境で暮らす人に、キエーロがビジネスチャンスになるかもしれません。
私が今まで培ってきた日本産のスキル(笑)で、それを手伝ってあげることができるかもしれない。
そして、他海外の強気な姿勢に衰退気味の日本が、ニュージーランドで再び注目されるかもしれない…とまで、野望が広がっていきます。(妄想は自由)
キエーロ仲間を増やしたい
今はひとりで活動していますが、同じ思いを持つ仲間と一緒に動けたら…きっと、もっと楽しくて、もっと広がりのある活動になるだろうと想像しています。
ただ、ニュージーランドでどうやって仲間を増やしていけばいいのか?と、
そこがまだ、具体的にイメージしきれずにいます。
私とキエーロ仲間になりたい!という方は、どうぞ
問い合わせ-Contact
からご一報くださいませ。


