ニュージーランドで起業 | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。

スモールビジネスに必要なこととは?

JEEM Products

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

日本生まれの 生ごみ分解機『キエーロ」』にインスパイアされてニュージーランドの小さな町ワンガヌイで誕生した【Kia ZERO】の販売とゼロ•ウェイストに取り組んでいます。

先日、地元のスモールビジネスの起業を応援する起業支援団体のワークショップに出かけました。

そこで、今回は1時間の無料相談を受けてきたお話です。

ニュージーランドで起業に興味のある方、日本との事業の違いに関心がある方には為になる記事です。

 

面談前に準備するもの

私たちに何をして欲しいですか?

お金ください!

まず初めに、担当者から聞かれたのが、「何をして欲しい?」でした。
「あなたは、何がしたいの?」ではなく、団体に何をして欲しいのかを、明確に提示する必要がありました。

「無料だし、行ったら何とかなるだろう」なんて考えでは、無料の情報しか得られません。無料でも有益なアドバイスを得るには、まずは自分のビジネスのビジョンは持っておきたいです。

私の場合…

売りたいもの—生ごみ分解機【Kia ZERO】
誰に売る?—–庭仕事はできないけど、生ごみを一般ゴミに捨てることを悩んでいる人
必要なもの—資金の確保(資材、広告費、人に頼むなら人件費)
「事前準備をした方がいい」とはいえ、これぐらいです。ご安心ください。
そして、屋号も決めてあります。しかし、この段階では重要ではありません。でも、屋号があると本気度、信用度が違うので、決めていくのもアリでしょう。

お願いできること

さて、地球に優しい生ごみ分解機【Kia ZERO】が、ニュージーランドに必要だと言っても、まずは自分たちで製作し、宣伝をする必要があります。資材も安くないですし、宣伝するにもお金が掛かります。

つまり、起業には初期投資が必要です。

しかし、応援団体と言えど「じゃぁ、お金あげる❤️」なんて話にはなりません。当たり前ですよね。

団体ができることは、私たちのビジョンに合う方法で、資金の調達のアドバイスと税金や規則の豆知識。悩み、問題解決のためのアドバイスです。

それから、2,400人のフォロワーがいる 公式Facebookで宣伝していただけます。
このブログも、きっとThrive Whanganui経由で、ワンガヌイ在住の方が読んでくれていることでしょう。(ありがとうございます!)

小さな町では、人のつながりがとても重要です。

それから、ワークショップやデモンストレーションの場所のアドバイスや、実際に開催する時には宣伝していただけます。

何よりも、嬉しかったのが、この担当さんが、私の事業計画を「とても良い!」と、心から応援してくれたこと。

やる気だけはある私ですが、不安が無いわけではなりません。何てったって、高卒、キャリアなし、移民、ジャパニーズ イングリッシュ、、、

誇れるのは、主婦歴17年のみ!…(それも、もはや危うい)

ワンガヌイのような小さな町では、仕事がなくて街を出ていく若者が少なくありません。
たとえ、私のようなものでも、起業が上手くいき、街にビジネスが増えれば、雇用が増える、人が増えて街が明るくなるという循環につながります。

担当者さんから、快く応援をしていただいたことで、私の不安が払拭され、「やるぞ!」から「できる!」という気持ちになれたことが、今回の1番の収穫でした。

ニュージーランドで起業に必要な 『謎の番号』

担当の方から、こんな質問がありました。

NZBN(ビジネス番号)は取得した?

ソロトレーダーでも必要なの?

無料だから、取っておいた方がいいわよ。

GST番号とは違うの?

 

うーん、いろいろと番号があって、ややこしいんです。

 

Self-emploiedの種類

私たち夫婦は、2人ともSelf-employedと呼ばれる、いわば自営業です。
ニュージーランドの自営業には3種類のカテゴリーがあります。

  • Sole Trader(個人事業主)
  • Partnership(パートナーシップ)
  • Company(有限責任会社)

私たちは、お互いが助け合い、役割分担で仕事をしたいので、パートナーシップという選択もありですが、

ソロトレーダー、個人事業主を選びました。理由は、税金問題です。

税金のレートは職種でも変わるので、パートナーの仕事が同じならともかく、お互いが違う仕事をしていると、カテゴリーにも悩みます。

そして、税金はパートナーと折半で払います。

お互いの収入が同じくらいなら問題ありませんが、合算の収入で税金が請求されるので、相手がたくさん稼ぐと、自分には収入がなくても、収入以上に税金を支払う事になります。

そして、もし事業が上手くいかなくて、片方の事業を閉じたい時にもパートナーシップでは、困る事になるでしょう。

ということで、とりあえず個人事業主でそれぞれの仕事を確立しようと思います。

必ず必要な番号 IRD、大きくなったらGST

ニュージーランドでは、IRD番号という、日本でいうマイナンバーのような個人の番号があります。IRDのサイトを通して、自分で税金を管理したり、役所の人とメールでやりとりしたり、税金の支払いや助成金の受け取りなども、そのサイトで行います。

個人事業主は、税金をこのIRD番号で申告するのです。
(パートナーシップは、パートナーで1つのIRDを作ります。)

そして、個人事業主が大きくなり、売上が年間$60,000(5百万円強)を超えると、今度はGSTという消費税番号を習得します。

 

GSTは日本のインボイス方式と似ています。

 

インボイス!最近始まった制度だね!

GSTがあると、経費にかかる消費税も還付してもらえます。

 

NZBN、ビジネス番号とは?

では、担当者さんからアドバイスを受けた、NZBN(ビジネス番号)とはなんでしょうか?

これは、自分のお店やビジネスをする上での屋号の登録番号です。

もし、自分と同じビジネス名が登録されていても、同じ名前を登録できないわけではありません。

ですが、

例えば、せっかくお客さんがGoogle検索で名前を検索してくれたのに、他の会社のWebサイトが表示されたら、2度と検索してくれないかもしれないですよね。これは、大きな機会損失です。

やはり同じ名前は避けた方が良いでしょう。

という事で、自分の屋号を決めたら早めに登録しておくことがおすすめです。登録は無料です。

しかし、何個でも登録できるわけではなく、事業主につき1つですので、今後どんな仕事に変化しても違和感のない名前が良いかもしれません。

お知らせ

私たち夫婦のサイトWe are JEEMが立ち上がりました!
※申し訳ありませんが、英語オンリーです

We are JEEM は、私たち家族の頭文字から生まれました。

家族みんなでつくるファミリービジネスを通じて、娘たちの見本となり、そして「自分の好き」を仕事にできるような学びと実践の場=HOMEを育てていきます。

暮らしから生まれるアイデアを形にし、サステナブルな商品や体験をシェアすることで、家族もコミュニティも豊かになる未来を目指していきます。

合わせて、応援よろしくお願いいたします!

 

今回、私たちが無料相談を受けた起業支援団体がこちら☟

Thrive Whanganui