本田健さんのハッピーライティングマラソンに参加しています。
今週のお題は、「あなたが文章を書くとき、どんな喜びやうれしさを感じますか?」です。
作文が好きな子供時代
幼い頃は、文字を書くことが好きでした。イラストを描くのもすきだったな。
私は筆圧がとても強くて、枠に収まらないほどに大きい文字を書いていました。
普段はおとなしいのに…? (嘘です)
それでいて、文章が長いので、手は真っ黒になるし、腕が痛くなるので、腕をブンブン振りながら痛みを逃しつつ書いていました。
それでも、「書く」という行為は好きでした。
今思うと、文章の構成も、何を言いたいのか、話が飛んでしまって、
先生も、私の大作を読むのが大変だったと思います。
それでも、授業で書かされた読書感想文や引っ越すクラスメイトに向けた手紙など、私の文章が面白かったらしく、みんなの前で読まされることも度々ありました。
今思うと、他のみんなは「元気でね」「私のことをわすれないでね」なんて、たった1行のメッセージを書いてたんですよね。(笑)
書く=パーマカルチャーかもしれない
いつからだろう?手紙を書かなくなったのは…
スマホを手にしてから?もっと前かな。メールが普及したから?
メールでも、文章としては書いてましたよね。お手紙が電子になった形ですから。
メッセンジャーかな?
メッセンジャーで、今の感情をすぐに伝えることができるようになったからかもしれない。
「既読」なんて表示が付いて、相手に確実に届いたと分かるようになり、安心しちゃったのかな。
郵便受けに、大切な人からの手紙が届く。相手の想いを受けて、すぐさま自分の想いを手紙にしたためる。
切手を貼ってポストに投函。いつ届くかな〜 ドキドキ…
1月1日、底冷えする元日の朝に、弟と一緒に何度も郵便受けに走った子供時代。
「まだかな〜」と首を長くして待っていた年賀状。
開封するときのとってもワクワクした感情は、今思い出すだけでもホッコリします。
文字を書く、便箋に想いをしたためる。
あの、ゆっくりした時間。
味わい深い時間を過ごした子供時代。
数十年の時間を経て、思い出すのは、よかったことばかり。苦い経験の方が多かったはずなのにな。全て幸せな感情に塗り替えられている。
…ん?
まるで、戦後生まれのおばあちゃんの話みたい?
確かに昭和生まれですが、それほどではありません。
そうやって考えると、
「書く」ことも、手仕事なわけで、パーマカルチャーなのかもしれないな。