ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
本田健さんの『ハッピーライティングマラソン』のお題にチャレンジしています!
今週のお題は「あなたが、高校生から22歳ごろに読んだ本で、よかった本は何ですか?」です。
私が高校生から22歳と言うと、、、1990年〜1996年頃です。平成で言うと2〜8年。😳

全く、本を読んだ記憶がないのはなぜ?
1990-96年に流行った本とは?
タイトル | 著者 | 備考 |
---|---|---|
ねじまき鳥クロニクル(1994–1995) | 村上春樹 | 当時の大学生に大人気 |
国境の南、太陽の西(1992) | 村上春樹 | 「大人の恋愛小説」として人気 |
キッチン(1988〜90年代通読) | 吉本ばなな | 80年代末刊行だが90年代も読まれ続ける |
TUGUMI(1989–90) | 吉本ばなな | 高校生〜大学生に定番 |
うたかた/サンクチュアリ(1994) | 吉本ばなな | 90年代中盤も人気 |
きらきらひかる(1991、文庫96) | 江國香織 | 96年頃映画化で再注目 |
火車(1992、文庫96) | 宮部みゆき | 社会派ミステリの金字塔 |
龍は眠る(1991) | 宮部みゆき | 90年代前半ミステリファン人気 |
蒲公英草紙(1993) | 宮尾登美子 | 歴史小説ファンにも人気 |
吉本ばななさん、とても流行りましたよね。読んだような?無いような?
「キッチンを見ると、その人の生活感がわかる…」そんなことを言っていたのは、吉本ばななさんでしたっけ?トイレの神様ではないですよね?
衝撃!学生生活が終わると?
考えてみると、私の読書は「折原みと」さん(中学〜高校時代)で終わっている…
その後、ハリーポッター(1997年だそうです)がブームになるまで、本を読んでいなかった気がします。だからと言って、漫画本を読んでいたとか、雑誌を読んでいたという記憶もありません。
そういえば、入院した父のお見舞いに、さくらももこさんの本をプレゼントしたら、腹抱えて笑って手術の跡が痛かったと言っていました。(笑)
一体、私は何をしてたんだろう?テレビを見ていたのかしら?
今の時代、スマホで簡単に書籍にアクセスできますが、当時は書店に行かないと本に出会わなかったと思うんですよね。
私は、高校卒業後にお仕事を始めて、寮に入っていたので、通勤中途中にお店もなく、コンビニもなかったですし、あまり遊びにも行かなかったんですよね。。。寮を出るまでは。
その頃に上質な本に出会っていたら、もっと早く世界を知って、人生を切り開いていたかもしれないですよね。
でも、もしかしたら読まなかったからこそ、自分で動くしかなかったのかもしれません。
折原みとさん
私は、小学生の頃に小公女にハマったことからも分かるように、ファンタジーが大好きで、スタジオピエロ シリーズのクリーミーマミとか、魔法使いにとても憧れていました。
中学生の時に、友人から折原みとさんを勧められて読んだ時の衝撃と言ったら!
ページをめくるたびに、えっ?っという展開で、ドキドキと胸キュンしていた記憶があります。
私は、男の子と付き合うとか恋沙汰とか、芸能人にも疎かったのですが、折原さんの本の登場人物の男の子はカッコよくて胸キュンでしたね!✨挿絵もかっこいいんですよ!主人公の女の子も可愛いくて、よく真似して描いてました。
そっか!私は時間がある時はイラストをよく描いていたのを思い出しました!それから、手仕事も好きで、ビーズでアクセサリー作りとか、テディベア作りとか、手を動かしていたから、本を読んでいなかったのかもしれません!
折原さんのお話に出てくる主人公は、大体が普通の女の子。ちょっとドジで、でも真面目で一生懸命、一途で素直なんです。そうそう、自分を重ねちゃう〜 (いや、もう50のおばさんですが)
どうして、作者は大人なのに、私たち子供の気持ちがわかるんだろう?って思いましたね。
その後、自分は成長して、どんどん社会の荒波に揉まれて、折原さんの世界観から卒業してしまいました。(切ない)
こんな気持ち、私の娘たちに分かるかなぁ…
こちら、私が中学生の頃に始めて手にした折原みと先生の作品。涙が止まらない
ティーンズハート文庫は2026年に廃刊になり、中古しか入手できないようです。