「最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は?」 | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。

「最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は?」

ハッピーライティングマラソン

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

毎週火曜日は、本田健さんの『ハッピーライティングマラソン』のお題にチャレンジしています!

今回のテーマは「最近読んで、とってもよかったなぁと思う本は?」です。

若い頃は、本から離れてしまった私。(ということで、先週のテーマ『20代で読んだ本は?』はスキップしてしまいました…)

最近は、自身でもブログを書いていることもあり、本を読むことも増え、作者の表現力にも注目して読める様になりました。

その中から、「なんの本を紹介しようかな?」と考えたところ、

昨年の本ですが、こちらの本をご紹介したいと思います!

北の国から 家族4人幸せ自給生活:
住まい・水・電気・薪・衣食までぜんぶ
三栗祐己 •三栗沙恵 (著)

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著者の三栗祐己さんは、私が学んでいる「仕事の自給講座」の講師であり、「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」というライフスタイルの提唱者でもあります。

三栗さんとの出会いは、ニュージーランド

もし、このタイトルをご本人が見たら、「えっ?なんのこと?」と思われるかもしれませんね。(笑)

私がニュージーランドでパーマカルチャーに出会ったころ、ふとポッドキャストで「パーマカルチャー」と検索してみました。その時に見つけたのが、三栗さんの「自給自足でセミリタラジオ」でした。


↑見られない人はこちらーYouTubeでセミリタラジオ

裏庭で洗濯物を干しながら「セミリタラジオ」を聞くのが、いつしか私の日課になりました。

そして、昨年2024年、私たち家族は日本を縦断中、なんと北海道で三栗さんの出版記念講演会が開催されるという情報が耳に入りました。

気ままな旅でしたので、お会いできるかは分かりませんでしたが、札幌の講演会前日に偶然、宿泊した宿が、講演会会場近くの宿だったのです。

この時の宿は、前日に泊まったAirB&Bのオーナーがご厚意で私たちのために予約してくれた宿でしたので、私が「ここ」と決めたわけではなかったのです。

「これはもう、会場に行くしかない!」と。

会場の雰囲気はあたたかく、三栗さんとさえさんご夫婦の、臨場感溢れるお話にとても引き込まれました。

もちろん、本をその場で購入して、ばっちりサインをいただきました!

札幌、そして三栗さんとの思い出の一枚

余談ですが、北海道のバスが終わるのが予想模せず、早かったのが誤算でした..(笑)
「バスの時間が… 」とそそくさと会場を出た私でしたが、「宿まで乗せてってあげる」と会場で出会った方に声を掛けていただき、無事に宿に帰ることができました。

このブログをもし読んでくださっていたら、あの時は、本当にありがとうございました。

⭐︎ハッピーライティングのお題はここから⭐︎

さて、いよいよ本題の「ハッピーライティングマラソンのお題チャレンジ」です。
(本当は1行でも良いという課題なのですが…)

この本はただの「田舎暮らしのエッセイ」ではありません。

三栗さんは、現在はパーマカルチャー研究所を立ち上げ、立派な家族の大黒柱になられましたが、ここまでになるには数年掛かったと言います。

その歴史が詰まった、誰にも真似できない暮らしがここにあります。

挑戦、失敗、そこから生まれる家族の絆――ご家族が素晴らしいです!

三栗さんの言葉の節々に、パーマカルチャーを目指す私も読みながら「そうそう」と何度もうなずきながら一気に読み終えました。

三栗さんは、もともと自然エネルギーに興味があり、福島の原発に勤務されていました。
夫の激務とワンオペ育児で支える沙恵さん、ストレスによる行き違いから、2人の間にはやがて溝の様なものもできたと言います。

そして、あの原発事故――退社。

その後、三栗家は沙恵さんのたっての希望により、タイのパーマカルチャービレッジに家族で訪れます。

タイでは、便利さも、モノも少ないけれど、笑顔があふれている

お金で解決するのではなく、知恵を使って手を使って問題解決をするから、自信に満ち溢れている。

私も共感するところです。

特に、シンプルな装置だけで、自然の力で供給する、村人たちの手作りの電気供給機は、長年、日本の設備が整った場所で電気の研究を続けていた三栗さんにとって、衝撃的だったと言います。

その感動ばかりのタイ旅行を終え、日本に帰国後は三栗さんの生まれ故郷である北海道へ暮らしを移し、パーマカルチャー研究所を立ち上げます。

常夏のタイとは真逆で、厳しい寒さ、凍る水道管、未経験のDIY……。問題が山積みです!

想像を超える現実に向き合いながら、ひとつひとつ、家族で乗り越えて絆を深めていく一家の体験談と暮らしの知恵がたくさん詰まった1冊です。

「遊暮働学」=パーマカルチャーの日本語訳

この体験から、三栗さんは「遊暮働学」という言葉を思いつきます。

漢字というのは読んで字の如く、イメージがつきやすいですよね。

「パーマカルチャー」と聞くと、人によっては全く何のことだか分からないと思いますが、

「遊暮働学」とは、「パーマカルチャーを日本語訳にしたようなぴったりな言葉ではないか!」とパーマカルチャーを目指す私にはしっくりきました。

この一連の三栗さんと私との出会いを経て、私のブログ「ニュージーランドで遊暮働学始めました。」が立ち上がりました。


みんな気になる パーマカルチャーでお金問題が解決するのはこちらの本です。
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