ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
短期間の日本帰国、ツールも車もない状況からキエーロを作ったお話です。
前回のお話1
前回のお話2
帰国前日、寒さに負けずキエーロ制作
ときは1月、連日天気予報では、「雪が降る」と言われていました。
毎晩心配していましたが、実家の埼玉では雪も雨も降ることがありませんでした。
とはいえ、寒い。ダウンジャケット、ニット帽、ネックウォーマーを巻き、軍手をして作業を急ぎます。
ニュージーランドに戻るため、次の朝、8:30AMには家を出なければいけません。
キエーロはまだ、こんな状態です。

箱の大きさに合わせてフレームを作ったから、斜めに取り付けたら短くなった、初歩的なミス
急げ〜
透明屋根を取り付ければOK

初歩的なミスで寸法を間違え、フレームの長さが足りないですが、
幸いなことに、あらかじめ購入してあった透明板は、少しペレペラしているので、
滑り台のように少し曲がっても大丈夫そうです。
ちなみに、屋根は箱より少し大きめに作ります。雨の侵入を防ぐためです。
ニュージーランドで販売している、我が家のキエーロの屋根は、『縦』は長めだけど、『幅』はぴったり気味です。(りんごキエーロと比べると、サイズは4倍ぐらい大きいです。)
雨の侵入を防ぐビスを選ぶ
キエーロの屋根の目的は、「雨の侵入を防ぐ」ことです。
ビスで穴を開けたところから、水が入らないようにしなければなりません。
とはいえ、専用の傘がついたビスはちょっとお値段が張りますし、代わりになるものを探しました。
我が家のキエーロは、ワッシャーを噛ませています。

すると、いいものを見つけました!
最初から、ワッシャーが傘のようになって、ビスにくっついています。
こんな感じのものでした。☟
プラスチックでも割れずに穴を開けることができました。
蝶番を付ける
蝶番は、100均で購入しました。
キエーロの考案者、松本さん曰く、ガッチリしたものを付けるより、安くて簡単に取れちゃうものを選ぶそうです。なぜなら、屋根は風で飛ばされることがあり、がっちりしたものが吹き飛ばされると、箱自体が壊れることがあります。安いものだと、蓋だけが飛ばされるので修繕しやすいそうです。
さて、蝶番を付けようと仮止めをしたところ、蓋が開きません。
どうやら、『絶妙な位置』に付けないと開かないらしい…
コンポストフレンズさんのりんご箱キエーロの写真を何度も見ながら、やっと何が違うのか理解できました。

私は、蓋を開けた状態で蓋と箱を垂直に取り付けていました。
コンポストフレンズさんは、蓋が手前に出ていて蝶番が曲がった状態でくっついています。
と、違いが分かったものの、実際に取り付けるのがまた難しい…
何度やっても、曲がってくっついてしまうし、左右のバランスも悪い。
夫が水平になる定規で何度も測って、両端が同じ位置になるように計算して、中心を決めて….
と計算している意味が、やっと分かりました。(今さら?)
☟こういうやつを使ってます。
ついに完成しました!
何度も失敗しながら、ようやく蝶番を取り付けました。

それから、りんご箱には板と板の間に隙間があります。土が隙間から溢れなければ大丈夫ですが、
事前に剥がした底板が、ちょうど良いサイズで残っているので、隙間を隠すように打ち付けました。

キエーロの特徴、サイドの三角窓で風通しよく

黒土5袋入れました。(ちょっと多すぎた。)

出発ギリギリの朝まで作業していました。
冬なので暗くなるのは早いし、朝は、外のバケツの水が凍るほどの気温でしたが、めげずに頑張りました!
昔だったら、きっと諦めていたことでしょう。(って言うか、最初からやりません。)
若い頃は、腕っぷしも弱く、手は生娘のツルツル肌。ツールを持つ手が痛いし、ネジはどっちに回すか分からなくなるし(それは今でも)
イライライライラ……となりがちでしたが、パーマカルチャーを学んでからと言うもの、すっかりお地蔵さんのように怒らなくなった私。(☜ 嘘 )
と言うか、自分の思い通りにならない2人の娘たちを育てて、すっかり逞しくなった母ちゃんなのでした。
なんとか、形になってよかったです。
次回、キエーロに掛かった費用などを計算してみます。



