我が家から車で20分。
パーマカルチャーをテーマにした農場があります。
その名もPiwaiwaka Farm (ピーワイワカ ファーム)
コロナ禍の頃に数人の20代の若者によって設立されました。メンバーはロックダウンもここで過ごしたそうです。
その存在は知っていましたが、訪れる機会がなく、ずっと行ってみたいなーと思っていました。
ところがです。
私のブログ開設のタイミングで、OpenDayのイベントが開催されることに!
これは、何かに引き寄せられているに違いない!
もちろん、行ってみることにしました。
Piwaiwaka Farm成り立ち
訪問者は、私の住むワンガヌイ市だけではなく、近隣の地域からやってきた人もいました。
円陣を作って、ファームの成り立ちの紹介。
話によると、パーマカルチャーの理念を持つ仲間と運営しているこの農場は、
今までの7年間で、助成金などを集めて元のオーナーの土地を購入し、保護地区に指定して、
NZネイティブの原生林を守っているのだそうです。
この手続きがひと段落したので
これからは地域のコミュニティにもっとオープンにして、
みんなが集まる場所にしたいということでした。
素敵すぎます〜✨
木や植物も、ただ植えるだけではなく、マインドフルネス(瞑想的な効果)を感じたり、
植物がどんなふうに育つか想像しながら気持ちを込めて植えるのだそうです。
ニュージーランドの先住民マオリ族は、そういう美しい文化や思想を持っていて
Aotearoa(ニュージーランド) の自然を守る役目を担っているのです。
しかし、そのお役目が国民に理解されだしたのは、つい最近のことだと思います。
都市開発よりも、自然や環境を整える時代になってきたのだと思います。
ファームツアー
まずは、一人一人自己紹介から始まりました。
すぐにファームツアーをするのではなく、
「ここに訪れた仲間が普段どんなことをしているのか?」
「ここに来た目的は?」など、自分の紹介をしました。
お互いを知ることで、この後のツアーもみなさんとお話ししやすくなりました。
みなさん、パーマカルチャーや自然好きな人たちなので、とにかく優しい〜
初対面でもお話がしやすい環境でした。子供達も自然に仲良くなっていました〜
ボランティアも随時募集しているということなので、
登録しようと思います!
ワンガヌイ市名産のりんごとは?
どうやら、このファームはりんごの木がメインのようです。
どんだけあるの?というぐらい、見渡す限りリンゴの木がありました。
⬆︎もはや誰も拾わない大量のりんごたち
⬆︎かぼちゃみたいな大きなりんごもありました!
ワンガヌイ市特有の大きなりんごはモンティーズ サプライズ アップル。
とても栄養価が高いそうで、ワンガヌイから世界に広めようとしています。
「菜園の野菜は、どれでも持っていっていいよ〜」とはいえ、
持ち歩いてツアーするのも大変なので、少しだけ頂いてきました。
私たちの住むワンガヌイ市は、
都会的なオークランドやクライストチャーチとは違い、
昔ながらのニュージーランドが楽しめる場所です!
ニュージーランドにお越しの際は、ぜひ遊びに来てください〜