ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
月一で開催されている、Cake& Hoe グループ。ルールは、ケーキを持参するか、苗や種などを交換すること。
という、なんともオシャレなガーデングループです。
今回は、皆様を我が家に招待しました。
『キエーロ コンポストに興味ある人 手を挙げて!』と声を掛けたところ、
たくさんの仲間が集まってくれました。(ハーブのスペシャリストで野草に詳しい Izzy も招待しました)

この青空みてください!
集合時間は午後2時。それまでの悪天候が徐々に晴れてピカピカの晴天に。
午前中は雨と暴風雨で、キエーロ紹介ができるか心配していましたが、
天気予報は、3時以降晴れマーク。降水確率0%を信じて、お茶会が開催されることを待ち望んでいました。

晴れたけど、風は強いので飛ばされないように気を使いました。
我が家のパーマカルチャーガーデンツアー
我が家の一部
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みなさんが気になっていたのが、庭の至る所に植えられている『そら豆』の数!
我が家は砂地なので土壌改善が常に必須です。そら豆の根は微生物が住み着く養分をだしているとか。
そして、収穫した後の茎は、土壌改善に役立ちます。
なによりも、簡単に育ちます。
食べても美味しい、土壌改善にも役立つ、パーマカルチャーなそら豆なんです。
それだけではなく、今年の私の目的は、お味噌を作ること。
以前、海外に住む友人が、そら豆でお味噌を作ったという話を聞いて、
『いつかやりたい!』と思っていました。
なぜなら、ここでは大豆は入手しずらい上に、高価なのです。
自給自足で簡単にできて、お味噌になるなら、
この際、たくさん植えておきましょう!ということで、一面が そら豆畑になっています。
それから、我が家に迎えたばかりの鶏を紹介したり…

1日、2-3個の卵がいただけます。

セカンドハンドで購入した鶏の卵ホルダー 気に入っています!
何をしているでしょうか?

なんと、鶏2匹が柵を乗り越えて脱走してしまったので、
せっかく作ったゲートを、ゆるゆるのドアに変更しなければなりませんでした。
センスがないけど、仕方がない…
鶏は、フェンスの上に平らな足場があると、そこにジャンプして乗り、
柵を越えてしまうのだそうです。
お米が順調に育っています!
私の初挑戦のお米づくりも紹介しました。

我が家に来てくれた子供達2人にも米づくりを託しました。
先日、ネズミに少々イタズラされてしまいましたが、残った種が少しずつ成長しています。
11月に開催されるマーケットに持って行こうと思っています。
なんと、以前もともとの種籾の持ち主、櫻井博士の記事を読んだことがあるという仲間がいて、その記事を探してくれました。
その種が、私の元にあるなんて、ロマンじゃないですか?
いつか、ワンガヌイで田んぼが広がる…なんていう日がくるでしょうか?
キエーロの紹介
本日のメインイベント。キエーロの紹介です!

本来は、キエーロには土を入れるだけです
日本生まれのキエーロに、みなさん興味深く私のミニワークショップを楽しんでくれたと思います。
(私のプレゼンテーションが良かったとの感想もいただきました。ありがとうございます!)
キエーロも、11月のマーケットに持参する商品です。
『初売り』キエーロ、スペシャル価格でお披露目したいと思います!
しかし、キエーロを紹介している私ですが、実は我が家ではあまり必要性はありません。
なぜって?
- 我が家には大量の堆肥が必要なので、生ゴミは堆肥になる
- 鶏がタンパク質も必要なので、お肉の脂身は鶏が食べる
- 紙くず、ティッシュは、コンポストへ
我が家では、キエーロに入れるものは、
- 臭みのある魚と骨
- 水でふやかしたフライパンにこびりついた焦げ
というふうに使い分けています。
最近はもっぱら、鶏小屋に敷く藁作りのために、雑草を乾燥させる箱として役に立っています。
そこで気づきました。
- 雑草を土の上に載せることで、キエーロの土が乾燥しすぎない
- 草の香りがいい匂い
- 動物によって土が掘り起こされる心配が減りそう
もうすぐ、キエーロアドバイザー講座が始まるので、この気づきがどのように受け入れられるか楽しみです。
(2026年4月、講座卒業後、キエーロオフィシャルアドバイザーになる予定です!)
ニュージーランド、ワンガヌイ市近郊、パーマカルチャー見学ツアー
「もっと詳しく知りたい」「実際に見てみたい」と感じられた方へ。
ニュージーランド・ワンガヌイ近郊でパーマカルチャー見学ツアーを実施しています。
そして、
パーマカルチャー講師 リチャード先生による
もありますよ。



