ワンガヌイ市 コンポストワークショップ | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。
ニュージーランド発 パーマカルチャーと持続可能な暮らし 家庭から始める コンポスト・食・循環型ライフ

ワンガヌイ市 コンポストワークショップ

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

私の住むワンガヌイ市では、昨年から家庭の生ごみを行政が回収する予定でした。

しかし、行政が数年掛けてコンポストの機械を購入&試験を行い、家庭に配る生ごみバケツを準備して、
あとは開始日を待つだけ…というところで、大多数の市民の反対の挙句、計画が頓挫してしまいました。

ニュージーランドでは、ガーデニングをしていたり、鶏を飼っていたり、家庭で生ごみを処理している人も多いのです。

とはいえ、ワンガヌイ市の全体のゴミの30%は家庭から出る生ごみだと言います。プラス20%はガーデンから出る木や芝生、そして動物の糞など。しっかりと処理をすれば、50%近くのリソースが土に還るのです。

だから、安易にゴミに捨てるなど、もったいないのです!

ということで、『家庭で生ごみ処理をするのはマスト』ということで、市ではコンポストワークショップを始めました。

注目のコンポストの種類

市が進めているコンポストは

コンポストビン

 

 

 

 

 

 

茶色(枯葉、段ボールなど)緑(葉、生ごみ)をバランスよく投入して、
定期的にかき混ぜると良質な堆肥ができるというもの。

ミミズファーム

ミミズの餌になる生ごみを細かく切って投入します。ミミズが排出する尿や糞を、
畑の肥料として使うことができます。

Bokashi 

生ごみや残飯、ほとんどなんでも
投入することができます。

その上、Zingという木屑に混ぜた微生物(EM)を混ぜて
発酵を促します。

その後、畑に投入し、土と混ぜて使います。

Bokashiって、日本語みたいですよね?

はい、Bokashiは日本のEMボカシです。
クライストチャーチに工場があります。

EMは、琉球大学農学部の比嘉照夫教授(現・名誉教授)によって1980年代に開発された培養された微生物です。当時の日本では受け入れてもらえず、海外に紹介したところ、海外の研究者によって注目され始めました。その後、世界中でEMが認められ、日本も認めざるを得なくなったということです。

ワークショップの感想

ワークショップの講師は、パーマカルチャーや園芸学を学んだり、心理学を学んだり、海外でもコンポスト事業に関わっていたという知識が豊富な彼女。

コンポストの使い方だけではなく、微生物や自然界の仕組みの解説も取り入れたり、人間が毛嫌いしてしまう虫の発生も、実は土の分解を助けているというところまで伝えてくれました。私が目指しているキエーロのワークショップをする時の参考になりましたよ!

そして、ワークショップの参加者は、40ドル(4000円弱)のコンポスト関連の割引券と、市がもともと用意していて無駄になってしまった生ごみバケツをもらいました。

せっかくだから、バケツに枯葉を詰めて帰りました。