ワンガヌイ市 コンポストワークショップ(2) | ニュージーランドで遊暮働学はじめました。
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ワンガヌイ市 コンポストワークショップ(2)

ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

前回のコンポストワークショップのブログにレビューをいただきました!

 

講師

えー、市民はコンポストに反対なの!?なんで?

お庭があるから必要ない人が多いということなのかしら?生ゴミを出すということで虫やカラスとか動物(クマとか?)が寄ってきてしまうという心配もあるのかなー。

 


ご質問ありがとうございます!

私にとっては、家庭の生ごみをコンポストにすることが日常なので、疑問に思われることが新鮮でした!
きっとワンガヌイの多くの市民も、コンポストや鶏を飼っている人が多いので、行政のコンポスト回収が始まっても、『出すものがない』という家庭が多かったのかと思います。

ですが、反対の理由は、もう少しあると思っています。

1、Do it Yourself 精神

ワンガヌイは、今では少し都会化されつつありますが、もともとは小さな田舎町です。
段ボールやプラスチックなどのリサイクルは、自分たちでリサイクルセンターに持って行き分別していました。

それで問題ないほど、人口が少なかったからだと思います。

人口は、4万人ほどなので、人と人とのコミュニティーが盛んです。行政も、比較的市民の声を取り上げることができる街なのです。

2、リサイクルが行政任せになると?

年々、都市部から人が移り住み、ワンガヌイも外の仕組みに合わせるようになってきました。
自分たちでやっていたリサイクルが、行政にお任せになりました。

そうすると、必然的に税金の負担が増えます。

リサイクル回収だけの金額なら、1日20円ほどの上乗せ負担と言われても納得できるでしょう。

しかし、ワンガヌイのゴミ回収は、行政が回収するのではありません。個人契約で、別途掛かります。
私の家の契約は、一番安いタイプで、8Lのゴミ箱、1ヶ月18ドル(1,500円ぐらい?)のサブスクです。

困ったことに、我が家はゴミがあまり出ないので、毎週、回収車は来てもゴミが出せません。
ゴミの量が少なければ、結果、値段が高くなるという残念なシステムなんです。

税金も、そう言うものですよね。「うちは使わないから払わないよ」と言うものではありません。

その上で、コンポスト回収の税金負担となると、嫌な気持ちにもなってくると言うものです。
だって、回収に出すものがないのですから。

それに、本来は自分たちで土に戻したら、無料なんですから〜

ということで、田舎に暮らす市民にとっては『コンポスト回収に反対する人が多かった』と繋がります。


また、ご質問にあった、動物被害ですが。

行政が回収するゴミ箱には、蓋付きなので、ビニール袋回収と比べると、鳥や動物被害は低いはずです。

ワンガヌイのゴミ事情は、過去記事にも書いてありますよ!⬇︎

 

(終わりに)だから、キエーロだった!

こうして、ブログを書きながら、改めて思い出したことがありました。

こういう一連の問題があったからこそ、私はキエーロをNZに紹介したかったのだと。

私が、キエーロと出会った3-4年前は、ガーデニングを楽しむ専業主婦でした。

まさか、行政に意見が言える立場でもなく、どうしたらいいのか全く分かりませんでした。

そして今。キエーロオフィシャルアドバイザーになりました。ちょっとだけ、レベルが上がりました↑

これから、キエーロをワンガヌイに紹介するためにも、「ゴミを減らす事業の助成金」の申請にチャレンジしようと、色々と準備しているところです。

みなさん、応援よろしくお願いいたします♪