ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!
私の住むニュージーランド、ワンガヌイ市からキエーロの普及活動に対する助成金を頂いたので、毎月1回、無料のキエーロワークショップを開催しています。
ニュージーランド版キエーロで気づいたこと

ニュージーランドでは、なにぶんコンポストを知っている人たちが多い国ですので、「生ゴミが消える」というキエーロの特徴に感動することもなく、「当たり前、だってコンポストだから」という印象です。 ですが、それゆえに、コンポストとキエーロの違いを理解してもらうことが難しい。 しまいには「良質の土ができたんだから、ガーデンに使わないと勿体無い」という人が多いです。
ちなみに、市で推奨しているコンポストが以下の3種類。
土づくりをするコンポスト

土の栄養になるBokashi

栄養の液肥 ミミズコンポスト

いや、いいんですよ。でも、そしたら、また土を買ってこなければいけないですよ?
「それでもいい。土は買ってくるから」と、みなさん口を揃えておっしゃいます。
「 だったら、最初からコンポストを作ればいいのに、なぜだろう?」と私は思っていました。
よくよく考えてみると、コンポストに入れる基材はバランスよく入れなければいけません。庭では、十分な量を入手できないかもしれません。更に、上下を掻き回して空気を送り込んだり、いっぱいになったら熟成期間があったり。 少しお世話に手間暇がかかります。
キエーロはどうか?キエーロで生ごみが簡単に消えて、良質な土が作れるなら、それをコンポスト代わりに使う。
今は、まだ実験段階ですが、確実にキエーロ愛好家が増えているのを感じます。
キエーロの素材について

私の力作 Kiero ガイドブック(AIの力も借りています)は、メール登録やワークショップに参加された方にお渡しする無料プレゼント。それを見たメルマガ読者さまから、こんな意見も出ました。
「木が傷まないための防腐剤は、土に流れるので、野菜作りのフレームには適さない。」
さすが、ニュージーランドです。自然の仕組みをよく知っています。
防腐剤を塗布しなければ、木材は土や水に触れて、すぐに傷んで壊れてしまいます。
「ならば、どうしようか?」パーマカルチャー的に考えると、問題には解決策があります。
こう言うときは、AIに質問!じゃなくて、先輩キエーロアドバイザーさんに、質問してみました。
「メーカーによって、種類が違うので用途に合わせて選んでみてください。」
防腐剤と言っても、土に影響の少ないものもありそうです。
ネズミの問題
それから、ネズミの問題。 ネズミは来ます。コンポストでも来ます。 でも、キエーロの生ごみは、ネズミに見つかる前にすぐに分解されるので、無くなっています。 でも、万能ではありません。侵入されたくなければ、三角窓に金網を張ることで侵入を防げます。
なんてことをお伝えしていました。
しかし、私は思いました。 キエーロ自体をネズミ取りの罠にしたらどうだろう?
先日、森と野鳥のトークに出かけました。 ニュージーランドといえば、飛べない鳥キウイ。その他にも、原産の野鳥がたくさんいます。 いや、、、昔はいました。今では、絶滅してしまったり、絶滅危惧種に指定されている鳥も多く居ます。なぜでしょうか?
海外から持ち込まれた動物、ネズミやイタチ、特にオーストラリアから来たポッサムに、卵を食べられてしまうことが、大変問題になっています。
海外から来たポッサムは、敵がいません。繁殖が早く増えすぎて、木や葉っぱや、若い芽を食い潰しています。森の木々は、気候変動と共に更に加速して減少を辿っているそうです。
私たちができることは、ネズミを増やさないこと。それには、確実に仕留めることが必要です。 酷い話かもしれませんが、もともとはニュージーランドに居なかった動物。
こういうことも、将来はキエーロの力で、改善するかもしれません。
私はキエーロオフィシャル認定講座を受け、公式アドバイザーとして活動させていただいています。 日本では、購入者への補助金はありますが、ほとんどのアドバイザーたちの活動はボランティアです。 私の活動でキエーロが海外で有名になり、日本で更に価値が認められて、全国のアドバイザーさんの重要性が認められて、活動資金が巡ってくる様になったらいいなと思います。



