ニュージーランドから「遊・暮・働・学」を共有します、パーマカルチャリストのまりこです!

夏の終わりの週末。
私は、Marae (マラエ)というマオリ部族のミーティングハウスで行われた
収穫祭に行ってきました。
日本で言うマルシェの様に、色々とブースが出ていたのですが、なんと、これ全て無料のイベントなんです!
Marae(マラエ)神聖な場所で

信仰が強い場所なので、建物内の写真を写すことは失礼に当たるので気をつけます。
Maraeは、日本で言う村の神社の様な場所です。
マオリの人々にとって、そこは家族や部族(Iwi)が集まり、話し合い、学び、祈り、そして食事を共にする神聖な場所です。人生の節目となる儀式や祝い事もここで行われます。
無料イベントの理由は、Mahi(マヒ)というマオリ族の考え方からです。
お金を出すのではなく、みんなのために働くこと、コミュニティのために力を出し合うことを
Mahiと言います。受け取ったら感謝を持ってお返しをする、ギブandテイクの精神があります。
そして、この世界は人間が創造したものなど何もなく、全ては自然の恩恵を受けて、私たちがここに存在し、
過去も未来も繋がっている。
みんなで食事を共にして、「私たちは、ここにいて良いんだよ」というウェルカムな笑顔で迎えられ、
とても心地よい場所でした。
自然の恵みを分かち合うテント
会場には、テーマごとに数々のテントが並び、
季節の食材や料理が美しくディスプレイされていました。
食べ物も豪華すぎました〜
畑の幸

畑で収穫したものを乾燥させて保存食にします
海の幸

青く光るパウワシェルは、ネックレスや装飾品に良く使われます。

パウアフリッター 味は微妙ですが。
大地の料理「ハンギ」
マオリ料理と言ったら伝統料理の『ハンギ』です。
地面から煙がもくもくと上がっています。

土の中にオーブンを作ります。
地面に穴を掘り、熱した石の上に肉や野菜を入れ、シダの葉や布をかぶせて土をかけ、
時間ほど蒸し焼きにする料理です。

豚、羊、鹿肉、ポテト、カボチャ
ゴミを出さない様に、食器は各自持参のイベントだったのも面白い。

うなぎ、RIwana (ジャガイモパン)、魚、サラダ、黒いのはパウワフリッター
音楽、癒し、そして伝統
会場中心では、有志バンドが自作の歌を演奏していました。
マオリ語と英語が混ざる歌声が、会場全体にゆったりと流れます。
一緒に行った友人は、ロミロミ(マオリの伝統マッサージ)を受けて、普段の子育てから解放され、
至福の時を過ごしていました。(笑)
私が気になったのは、マオリハーブで作ったナチュラルリメディー。

マオリハーブ勉強したい〜
マオリ文化に触れて感じたこと
現代社会では、
何かを売ること、何かを宣伝すること、
効率よく生産すること。
そんな価値観に囲まれていることが多いですが、
この日、Maraeで体験したマオリ文化は、
金銭的な利害関係は忘れて、自然の恵みを分かち合う文化でした。
パーマカルチャーとマオリの文化はとてもよく似ています。
人と人が支え合い、自然に感謝し、同じ時間を共にする。
自然に還り、心が洗われた1日でした。

