パーマカルチャーでは、暮らしをデザインすると言います。
「自分が出来ることをする」「無理をしてやることはない」
「地球に優しい循環する暮らし」
すなわち
「自分に合う環境を自然ベースで作る」
と考えると分かりやすいかなと思います。
お金に依存しないとは?
お金を完全に否定することではなく、人生や暮らしの中でお金が中心にならないようにする考え方や生き方 by ChatGPT
「お金に依存しない=お金を一切使わない」ではなくて、
「必要なときに、必要な分だけ、意味のある使い方をする」
というのがパーマカルチャー的なお金の使い方です。
あなたの好きなことは何ですか?どう成りたいですか?どういう暮らしがしたいですか?
自分が自分らしくあるために、大切な家族と毎日を一緒に過ごせるように
お金は必要だけど、それが全てではない。
若い世代は、比較的こういう考え方も当然になってきてるようですね!
近年は、パーマカルチャーという言葉を知らなくても、お金に支配されない価値観を持っている人が増えている気がします。
世の中フェイクでできている
お店に行けば、キラキラした物が溢れていますよね。
ときめくものを、自分の周りに置いて過ごしたら幸せな気持ちになりますよね。
でも、いつまでそういう気持ちでいられるだろう?一生好きでいられるかな?
「買ったら満足しちゃって、すぐ飽きちゃった…ポイッ」
「安いと思って買ったけど、やっぱり壊れちゃった…ポイっ」
こんな世の中に生きている私たち。
「掃除、片付け、整理整頓」は大事です。
ですが、度が過ぎると、清潔にできないことのストレス、アレルギー、対人恐怖症…
もはや生活ができなくなってしまいます。
「この洗剤を使えば、放置でピカピカ」
「この柔軟剤を使えば、ふわふわ〜」
とても強い薬の入った洗剤で、全ての菌を死滅させて、家の中が無菌状態で育った子供達。
そりゃぁ、外に出たらアレルギーも発症するってもんです。
宣伝に惑わされて、フェイクの作られた甘い香りに癒しを感じて育った子供達は、
自然界の空気にふわっと漂う、春の花の香りや新緑の癒しの匂い、森や海の壮大でリフレッシュする匂いを、小さな体でどういうふうに感じられているのでしょう。
悲しいゴミ問題
自分の身の回りがキチンと整頓されると、清々しい気持ちになりますよね〜
キレイにはなったけど、私たちが捨てた「ゴミ」の行方を考えたことがありますか?
街を歩けば、ゴミ箱が撤去され、一見ごみが無くなったように見えます。
だけど、ゴミは消えて無くなることはありません。どこに行っちゃったのでしょう?
「もちろん持ち帰っているよ!」
大半の人が言うでしょう。
では、家に持ち帰って、ゴミ箱に捨てた後、そのゴミをどうしますか?
「ちゃんとゴミの日に出して、ゴミ収集車が持っていって、焼却所で燃やしてくれている。」
それで、一件落着なのでしょうか?
では、どうして海や山は、ゴミだらけなのでしょうか???
私たちはゴミを購入している
私たちは、知らず知らずにゴミを購入させられています。
すぐに不要になるものや、本来必要ではなかったものを「商品」として買っているのです。
日本の過剰包装は、贈呈品を送る文化的な背景と、「かわいい文化」も相まって、中身よりもパッケージの方が立派なこともあります。贈呈品でも無いのに、豪華なパッケージは、開けた瞬間にゴミになります。
「私は、取っておいて、リメイクするよ!」
それはいいアイディアですね!
でも、シワシワになって、穴が空いて…
それからどうしましょう?
毎日の日常で、気軽にSNSを開くと、インフルエンサーが商品を宣伝。
「欲しくなるよね〜 速攻ポチッ!」
届いた時には、その魅力は薄れてしまいます。
実は、私たちは、自分で好きな商品を選んでいるようで、企業広告に戦略的に買わされています。
パーマカルチャーな暮らしに移行したいけど無理
そうなんですよ。これが私の悩むところでもあります。
「お金に依存した暮らし」に生まれ育った私たちは、お金に依存しない術を知りません。
楽で時短を覚えてしまったこの体は、もはや目の前に楽なモノがあると、辛いことを自ら選択する気力がなくなってしまいます。
万年ダイエット…と同じ原理です。
パーマカルチャーや「お金に依存しない暮らし」に憧れつつも、今の便利さを手放せない…矛盾してますよね…
でも、それは意思が弱いわけでも、意識が足りないわけでもありません。
お金(税金)を払うように国はできているし、働いて給料をもらう勤労者になるために、小さい頃から学校で勉強をさせられてきました。
それを大人になってから、違和感を感じて生き方を変えるって、ほんとうに大変なこと。
むしろ、挑戦しようとしているだけでもすごいことだと思いませんか。
パーマカルチャーを挫折しない
万年ダイエットのように、目標が高すぎると挫折してしまいます。
無理なく、長期的に、そして一生掛けて、問題を1つ1つ潰していく。
今日できたことや、経験を積み上げていくことで、少しずつ暮らしが自然に移行していく。
体や習慣が慣れてくると、「そうしなければならない」と、体の方から自然を求めてきます。
「頑張る」じゃなくて「慣れ」、失敗しても、それがパーマカルチャーです。
パーマカルチャーの基本1は、観察し対話する(Observe and Interact)と言う考えがあります。
やってみて、合わなければまた違うアイディアを試してみればいいので、気軽に始められます。「やってみる」という意識が大事なんです。
とはいえ、
1人で社会の仕組みに抗うのは大変なことです。
気の合う仲間を見つけて、協力しあって「好き」を倍に!
足りないところは、「お互い様」
好きな人と、気の合う人、家族、友人、お互いが助け合ってハードルを超えていきましょう!
このブログを読んで、パーマカルチャーに興味を持っていただけたら、今日から周りを見渡して、Observe(観察)してInteract(交流)してみてください!
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